『マトリックス』で強烈インパクトを残して以来16年。ラナ&アンディ・ウォシャウスキー姉弟監督が手掛ける、ファン待望の完全オリジナルSF超大作が完成した。彼らにしか成しえない革新的なイマジネーションと、スタイリッシュな映像世界で描かれる映画『ジュピター』の公開を直前に控え、編集部がド肝を抜いたそのスゴさの全貌に迫る!
映像革命——。まさにこの冠に相応しく、斬新な設定とストーリー、そして誰も見たことのない視覚体験で、脳裏に今もなお鮮明に焼き付く傑作SF『マトリックス』。天才ラナ&アンディ・ウォシャウスキー監督は、瞬く間に熱狂的ファンを増やし、以来作品を生み出す毎に世界中を魅了していった。そしてあの伝説から16年、遂に我々を新たな映像体験へと誘う完全オリジナルの超大作が完成したのだ。
地球で始まる物語は壮大な宇宙へと舞台を移し、人類は王朝のある目的のために生かされているという驚愕の展開に突入。監督初となる3D映像で、スタイリッシュな映像が怒涛のように押し寄せるなか、ごく普通の女性が、銀河を股にかけたバトルに巻き込まれるヒロインに変貌を遂げる王道のシンデレラ・ストーリーと、彼女を守り抜く為に繰り広げる新次元の壮絶アクションなど、見どころ満載!
主演は『ホワイトハウス・ダウン』『GIジョー』の肉体派チャニング・テイタムと『ブラック・スワン』『テッド』のミラ・クニス。彼女のキュートな笑顔はまさにアニメ顔。ダースベーダ—や、ジョーカーを彷彿とさせる悪役を熱演するのは、本年度アカデミー賞R主演男優賞に輝いたエディ・レッドメイン。『2001年宇宙の旅』『スター・ウォーズ』『ブレードランナー』などSF映画の金字塔へのオマージュを盛り込みながら、日本のアニメにも影響を受けたと公言する監督たちの世界観にも思わずニヤリ。アニメ&SFファンの読者は絶対見逃すべからず!
Point,1
ウォシャウスキー姉弟監督の出世作『マトリックス』から更に進化を遂げた宇宙活劇『ジュピター』は、アクセル全開でファンを魅了する。2015年というSFイヤーの先陣を切る大作の魅力とはー。Read more »
Point,2
デジタル系エンターテインメント映像誌「CGWORLD」編集長の沼倉有人氏と、アニメ情報サイト「アニメ!アニメ!」編集長の数土直志氏の特別対談を行った。“編集長”という共通項を持つふたりに、SF映画ファン目線で本作の見どころを語ってもらった。Read more »
Point,3
ウォシャウスキー姉弟は『マトリックス』の頃より日本のアニメから影響をたびたび公言。その彼らの新作を日本のトップクリエイターはどう見たのだろうか。『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズ、『東のエデン』など数々のSFアニメで、日本だけでなく世界中にファンを持つ神山健治監督に、映画『ジュピター』とウォシャウスキー姉弟についてアニメ・特撮研究家の氷川竜介氏が訊いた。Read more »
Story
家政婦として貧しい暮らしを送るごく平凡な女性ジュピター・ジョーンズ(ミラ・クニス)。ある日何者かに襲われるも、突然現れた強靭な戦士に助けられる。彼女を助けたのは、狼の遺伝子を持って生まれた賞金稼ぎケイン(チャニング・テイタム)だ。彼女はケインに、地球は10万年前から宇宙最大の王朝に支配され、自分はその王朝の女王の生まれ変わりだと知らされる。そして今、宇宙では3人の継承者たちが覇権を争い、この地球を滅ぼそうとしているのだ。身分の違いから、決して結ばれない運命のジュピターとケインが、人類の危機を阻止するため宇宙最大の王朝を相手に、壮絶な戦いを挑む!
『ジュピター』
監督: アンディ・ウォシャウスキー、ラナ・ウォシャウスキー
製作: グラント・ヒル、ラナ・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー
キャスト: チャニング・テイタム、ミラ・クニス、ショーン・ビーン、エディ・レッドメイン、ダグラス・ブース
配給: ワーナー・ブラザース
映画オフィシャルサイト: http://www.jupitermovie.jp
3月28日(土)全国ロードショー
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