あなたの“人生の教科書”といえるアニメは? 2位は「暗殺教室」と「文スト」が同票、1位は…<24年版> | アニメ!アニメ!

あなたの“人生の教科書”といえるアニメは? 2位は「暗殺教室」と「文スト」が同票、1位は…<24年版>

アニメ!アニメ!では「あなたの“人生の教科書”といえるアニメは?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。結果を発表します。

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『文豪ストレイドッグス』第5シーズンキービジュアル(C)朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
『文豪ストレイドッグス』第5シーズンキービジュアル(C)朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会 全 26 枚 拡大写真

4月10日は教科書の日。

「良(4)い図(10)書」の語呂合わせから制定された記念日です。学校の授業で使う教科書ですが、自身に大きな影響を与えたものを比喩的に“教科書”と呼ぶこともあります。

アニメ!アニメ!の読者の中には、アニメに大切なことを教わったという人も多いのではないでしょうか。キャラクターの言葉や行動に影響を受けたり、今まで知らなかった物事を知ることができたり、作品に背中を押されて新たな一歩を踏み出してみたり……。

そこで今回は「あなたの“人生の教科書”といえるアニメは?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。3月29日から4月2日までのアンケート期間中に357人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約65パーセント、無回答が約10パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約10パーセントと若年層が中心でした。

目次

  • ・第1位
  • ・第2位
  • ・第3位
  • ・その他のコメントを紹介!
  • ・ランキングトップ10まで
  • ・2023年結果:https://animeanime.jp/article/2023/04/10/76662.html

    ■主人公の生き様に憧れる!


    第1位


    1位は『銀魂』。支持率は約11パーセントで、昨年の同率トップから単独トップとなりました。

    映画『銀魂 THE FINAL』ポスタービジュアル(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
    『銀魂』は「週刊少年ジャンプ」にて連載されたSF時代劇。2006年にTVアニメの放送がスタートし、映画や実写版などメディアミックスで人気を博しています。
    「大切なものを守って己の芯を貫き通すところがカッコイイ! その行動で多くの人の心を変えてきたからこそ、銀さんの周りはいつも賑やかなんでしょうね」や「銀さんの程よく気を抜きつつも、決めるときはしっかりと決める生き様に憧れています」、「普段はギャグやパロディ、下ネタのオンパレードなぶん、シリアスなエピソードの名台詞が胸に刺さる」と酸いも甘いも噛み分けた主人公・坂田銀時に惚れたという声が多かったです。
    「各話のサブタイトルの教訓になっていて、とくに『自由とは無法ではなく己のルールで生きること』が気に入っています」と特徴的なサブタイトルを人生の指針にしているという読者もいました。

    第2位


    2位は『暗殺教室』と『文豪ストレイドッグス』が同票。支持率は約10パーセントでした。

    『暗殺教室』(C)松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
    『暗殺教室』も「週刊少年ジャンプ」連載の学園マンガが原作。「タイトルはちょっと物騒ですが、殺せんせーと問題児たちの学園ドラマです。勉強を学ぶ姿勢や人との付き合い方を、私も殺せんせーに教わりました」や「友達や家族の大切さ、自分の強みや個性を活かす方法など、これからの人生で役立つことたくさん学べたから」と突然赴任してきた超生物・殺せんせーが人気。「殺せんせーのような教師になりたい」というコメントも届いています。

    『文豪ストレイドッグス』第5シーズンキービジュアル(C)朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
    『文豪ストレイドッグス』は「ヤングエース」にて連載中の異能力アクション。本作は同名の文豪をモチーフとしたキャラクターが多数登場することから、「アニメを楽しみながら文豪についても学べるので、国語のテストの成績が上がりました」や「小説や作文が大嫌いだったのに、『文スト』を見始めてから少しずつ興味が湧いてきたから」と学校で役立っているというコメントが。
    「それぞれのキャラクターに想像を絶する程の辛い過去があり、それを乗り越えて強くあろうと足掻く姿に感銘を受けます。セリフにも名言と呼ぶべき言葉が多くあり、それらを胸に置いて日々生きていこうと思っています」とキャラの心理描写も見どころです。

    ■そのほかのコメントをご紹介!


    『アイカツ!』には「自分とあまり年齢が変わらないいちごちゃんたちの成長を見て、たくさんの勇気をもらいました。彼女たちの諦めない姿をお手本に、私も高い目標と夢を目指して頑張っています」。
    『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』には「剣心に憧れて剣道をはじめました。僕の人生を変えてくれた恩人であり、永遠のヒーローです。能ある鷹は爪を隠すと言う言葉のように、本当に強い人間は無闇に力を誇示しないものだという人生訓も学びました」。

    『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』キービジュアル(C)和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」製作委員会
    『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』には「手紙を通して愛を伝えることの大切さを実感しました。特別な日には手紙を書いて、今の自分が伝えたいことをしっかりとしたためようという気持ちになった作品です」。
    『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』には「主人公の咲太が優しさでいろいろな人たちを救っていく姿に心を撃たれ、自分も優しい人でありたいと思った。思春期の多感な時期であっても彼のように意志をしっかりと持ちたい」と続編の制作が決まったタイトルにも投票がありました。

    『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』(C)2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project
    今回のアンケートは、主人公の行動や言葉に影響を受けたという読者が多数。アクション、ファンタジー、スポーツなど、多ジャンルのタイトルがランクインしています。
    次ページのトップ20もお見逃しなく!

    ■ランキングトップ10


    [あなたの“人生の教科書”といえるアニメは? 2024年版]
    1位 『銀魂』
    2位 『暗殺教室』
    2位 『文豪ストレイドッグス』
    4位 『ハイキュー!!』
    5位 『ワンピース』
    6位 『NARUTO -ナルト-』
    7位 『ジョジョの奇妙な冒険』
    8位 『進撃の巨人』
    9位 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
    9位 『鬼滅の刃』

    (回答期間:2024年3月29日~4月2日)

    次ページ:ランキング20位まで公開


    ※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。

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    《高橋克則》

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