大人こそ共感できる!? 「きかんしゃトーマス」“アテフリ”の実写WEBドラマがYouTubeで公開 | アニメ!アニメ!

大人こそ共感できる!? 「きかんしゃトーマス」“アテフリ”の実写WEBドラマがYouTubeで公開

アニメ『きかんしゃトーマス』が2022年12月をもって12年ぶりにフルリニューアルされることを記念する、“アテフリ”のWEBドラマ『サラリーマントーマス』が誕生した。2022年11月17日より『きかんしゃトーマス』の公式YouTube にて全3話が公開される。

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『サラリーマントーマス』(C)2022 Gullane (Thomas) Limited.
『サラリーマントーマス』(C)2022 Gullane (Thomas) Limited. 全 12 枚 拡大写真

アニメ『きかんしゃトーマス』が2022年12月をもって12年ぶりにフルリニューアルされることを記念する、“アテフリ”のWEBドラマ『サラリーマントーマス』が誕生した。サラリーマンとなったトーマスと仲間たちから社会の教訓を学べる内容で、2022年11月17日より『きかんしゃトーマス』の公式YouTube にて全3話が公開される。

『サラリーマントーマス』

イギリスの牧師ウィルバート・オードリーが描いた『汽車のえほん』シリーズを原作とする『きかんしゃトーマス』といえば、子どものころに誰もが一度は見たことがあるキャラクターだ。誰もが「懐かしさ」を感じる本作だが、その一方で物語には大人になって見るからこそ面白い、「社会へ通ずる学び」がたくさん詰まっている。

このたび誕生した『サラリーマントーマス』は12月に迫るフルリニューアルを期に、子どもはもちろんかつて子どもだった大人にもトーマスを見てほしいとの思いを込めて制作されたもの。エピソードの内容やトーマスたちの音声はそのまま、トーマスたちをサラリーマンとして実写で登場させる再構成を施した、「アテレコ」ならぬ「アテフリ」のWEBドラマだ。

サラリーマントーマス 第1話「ソシャゲ沼におちたトーマス」

ドラマ化されたのは、大人だからこそいっそう共感できる学びが詰まった、「あなにおちたトーマス」、「きかんこのもめごと」、「トーマスとうわさばなし」の計3話となる。大人にとっては懐かしい半面、現在の自分や社会と重ねられるエモーショナルな構成だ。

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いずれも、社会人のトーマスならぬ「十升(トーマス)」がミスをしながらも仕事に奮闘する姿を描いており、「失敗から学ぶ姿勢を大切に。上司とは良好な関係を築きましょう」、「仕事に大きいも小さいもない。目の前の仕事に感謝」、「仲間の長所を理解し、適材適所で助け合いましょう」などの、子どもも大人も教訓を得られる物語が展開する。

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なお、主役の新入社員サラリーマン・十升(トーマス)役は、2023年1月期のフジテレビ月9出演も控える、注目の若手俳優の前田旺志郎が演じた。そのほか、後藤(ゴードン)役で板倉武志、橋井(パーシー)役で峰平朔良、八斗社長(トップハム・ハット卿)役で滝裕二郎が出演しており、前田はコメントも寄せている。

ドラマ『サラリーマントーマス』は全3話で、2022年11月17日より『きかんしゃトーマス』の公式YouTubeにて公開される。

<以下、インタビューコメント全文掲載>

前田旺志郎

Q. 撮影を終えられての感想を教えてください。
国民的アニメ「きかんしゃトーマス」のトーマス役をまさ自分がやらせてもらえるなんて夢にも思わなかったので、とても光栄なことですし、本当に嬉しいなと思いました。また、人生で初めてアテフリ(元々ある声に自分の口を合わせる)を経験したこともすごく楽しかったですし、自分の中では意外とうまくできた気がしていて。新たな才能というか、意外とセンスあるのかもと思いながらやっていました。

Q. 好きなキャラクターは何でしたか?
ハロルドは、(トーマスをよく見ていた)当時からちょっと覚えています。一人だけ空を飛ぶヘリコプターですし、色も白に赤っていうのがかっこいいので一番好きだった記憶があります。(空を飛びたいという願望もあったのかもしれませんね、という問いに対し)まあ今でもあります。空は飛びたいですね、やっぱり。いつになっても夢です!

Q. 今回“大人のためのサラリーマントーマス”というテーマで実写化しますが、前田さんが演じられている中で、共感するポイント/ご自身も気をつけたいことはありましたか?
今回 3 つの作品をやらせてもらったのですが、どれもすごい教訓になるというか。悪口を言ったり人のことを傷つけたり。でも自分が助けてもらった時にその人の優しさとかありがたさに気づく、というお話で共感でしかないですし、普段から自分が使っている言葉とか相手にかける言葉っていうのが、自分が無意識のうちに人を傷つけているということもわかった上で会話をしておかないと、こういうことって本当に起こりうるなと思いました。あとは仕事の大きい小さいでやらないっていうのも、この仕事をしていて色んな仕事をすることがありますけど、「この役は小さいから別にいいや」って思うようになったら最悪だなって思いますし、そんな風にならないように一つ一ついただいた役とか、いただいた仕事に一生懸命真っ当に向き合っていかないとなと、すごく学びましたね。

Q. ドラマの見どころを教えてください。
僕はこの企画自体がすごく面白いなと思っていて。元々あるアニメーションに役者さんたちがそれと同じ芝居をしてその(アニメの)声を使ってドラマを撮るって、僕自身初めての経験だったので、それがもう既に見どころというか、すごく攻めた素敵な企画だなと思います。

Q. ドラマで工夫した点、撮影する中で難しかった点はどんなところですか?
最初は特にアニメーションの音を流して、そのセリフと同じタイミングで僕もセリフを言う、というやり方でやらせてもらったんですけど、普段セリフを言う時は自分の気持ちとか自分の身体の状態が整ったタイミングで言葉を発するのに対して、今回は再生をしてから言葉を発するまでの時間が元々決まっているので、そこに自分の気持ちを合わせにいく、というのがすごく難しかったですね。

『サラリーマントーマス』
・第一話「ソシャゲ沼(あな)におちたトーマス」(11月17日公開。エピソード原題:あなにおちたトーマス)
・第二話「社員用トイレ(きかんこ)のもめごと」(11月25日公開予定。エピソード原題:きかんこのもめごと)
・第三話「トーマスとリストラの気配(うわさばなし)」(12月2日公開予定。エピソード原題:トーマスとうわさばなし)
出演:十升(トーマス)役:前田 旺志郎 、後藤(ゴードン)役:板倉 武志ほか

(C)2022 Gullane (Thomas) Limited.

《仲瀬 コウタロウ》

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