「リゼロ」第2期直前対談 壮絶な“死に分け”を演じるスバル役・小林裕介「観てくれる方の反応で役者はこんなにも救われる」 | アニメ!アニメ!

「リゼロ」第2期直前対談 壮絶な“死に分け”を演じるスバル役・小林裕介「観てくれる方の反応で役者はこんなにも救われる」

2010年代を代表するヒットを飛ばしたアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」(以下、「リゼロ」)の魅力といえば、まず“死に戻り”が挙げられるだろう。主人公ナツキ・スバルは自分が死ぬことで時間を巻き戻す特殊能力の持ち主で、その設定が作品に独特のダークな味わいを…

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「リゼロ」第2期直前対談 壮絶な“死に分け”を演じるスバル役・小林裕介「観てくれる方の反応で役者はこんなにも救われる」
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 2010年代を代表するヒットを飛ばしたアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」(以下、「リゼロ」)の魅力といえば、まず“死に戻り”が挙げられるだろう。主人公ナツキ・スバルは自分が死ぬことで時間を巻き戻す特殊能力の持ち主で、その設定が作品に独特のダークな味わいを生んでいる。スバル役を演じる声優・小林裕介は、劇中何度も繰り返される“死”の演技にどう対峙したのか?ヒロインのエミリア役を演じる声優・高橋李依と共に、「リゼロ」という作品への向き合い方を語ってくれた。

▶本編:いよいよ放送スタート!Re:ゼロから始める異世界生活

――スバルの壮絶な死に様が印象に残る作品です。どのように小林さんは、あの生々しい死の演技を作り出しているのでしょうか?

小林:この作品において、“死”は重要な要素だからこそ、同じ死に方は見せたくないんですよね。だから何が原因で死ぬのかを毎回細かく考えるようにしています。腕が千切れたときと、脚が千切れたときでは悲鳴も違うと思うんですよね。そこをしっかり捉えて、喉を酷使しています(笑)。

高橋:人間は死ぬ時、喉の痛みなんて気にしないですもんね。本当にスバルは声優泣かせな役だと思います。


――「腕が千切れたときと、脚が千切れたときでは悲鳴も違う」とのことですが、死因からどのように演技を組み立てていくのでしょうか?

小林:まず心臓からの距離で鼓動が変わるんじゃないかと思うんですよね。肩の付け根から腕を切られたら、心臓に近いぶん鼓動もすごく速くなって、息も多めに吸うんじゃないでしょうか。でも足だと心臓から遠いから、呼吸は浅くなるんじゃないか。目が抉れたときは痛みを耐えるように息を吸い込むんじゃないか……全ては妄想力ですよね(笑)。台本に「ウワー」と書かれているからといって、全部ただ「ウワー」と演じるのは違いますよね。だから「苦しいなー。よくこんな死に方を思いつくなー」という気持ちで死に戻りを演じています(笑)。


――エミリアは死に戻りについて知りませんが、エミリアを演じる高橋さんはもちろんスバルの能力を知っています。その上で、エミリアをどう演じているのでしょうか?

高橋:死に戻りに巻き込まれる側の難しさがありますよね。どこまでの記憶を持った状態でスバルに接しているのか、常に頭の中を整理して挑むようにしています。とはいえ気まぐれに感情やテンションが変わる子ではないので、彼女の軸さえちゃんと持っていればいいんじゃないかな。時間が巻き戻っても、その都度抱く彼女の感情や疑問というのはそれほど変化するわけではありません。スバル目線で進む物語の中で、どうやって“エミリア目線”を保ち続けるかが鍵だと感じています。


――リゼロは物語の設定自体は現実離れしていますが、スバルもエミリアもすごく人間くさいキャラクターですよね。

高橋:そうなんですよ!お互い一長一短だけど、それが突破口を生むこともある。欠点と長所は紙一重ということを体現している2人だと思います。

――スバルは最近の主人公キャラにしては珍しくテンションが高い性格ですよね。

小林:テンションが高い、で済めばいいんですけどね(笑)。だから皆さんに受け入れてもらえるか不安な部分もありました。「せめて僕だけは嫌いにならないであげたい」と思いながら演じていたので、こうしてスバルが皆さんに受け入れていただけたことが嬉しいです。そういう意味でも特別なキャラクターですね。

高橋:「スバルがウザくならないようにしたい」と音響監督さんと話し合っていたのを覚えています。一歩間違えるとうっとうしく見えてしまいかねない難しさの中で、小林さんが挑戦し続けたら、愛されるキャラクターになっていったんですよね。


――高橋さんは、エミリアに対してどんな思いを持っていますか?

高橋:エミリアは考えすぎちゃったり、上手く言葉にできなかったり、ダメなところもたくさんある女の子です。でもキャラクターが人間らしくあるためには、マイナスな部分って絶対必要だと思っています。スバルがまっすぐ向き合ってくれたことを彼女なりに受け止めて、自分も彼に向き合った。2期のエミリアからは、ほんの少し柔らかくなったような、慈しみのようなものが見えてきて、演じる私としても驚いています。

――演じる上で意識しているポイントはどこでしょうか?

高橋:“普通の女の子”でいることです。世間から良くも悪くも特別扱いされますが、それでもエミリアは等身大の女の子なんだということを忘れずに役を生きるようにしています。

小林:僕も飾らずいることですね。スバルはテンションの差が激しいんですが、第18話を経て、彼なりに虚勢を張るというか、自分を保つためにやっていたことがわかります。ふざけていても、根っこのところは飾らない普通の少年。変にキャラに縛られず演じることを心がけています。
(原田イチボ@HEW)

(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会

《ABEMA TIMES》

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