内田彩、“野山を駆け回っていた”子ども時代、声優を目指したきっかけを振り返る【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

内田彩、“野山を駆け回っていた”子ども時代、声優を目指したきっかけを振り返る【インタビュー】

アニソン定額配信サービス「ANiUTa」が、人気のアーティストや声優を毎月ピックアップ特集する「マンスリーアーティスト」。アニメ!アニメ!では、そのインタビュー記事の一部と撮り下ろし写真のアナザーショットをお届けします。

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アニソン定額配信サービス「ANiUTa」が、人気のアーティストや声優を毎月ピックアップ特集する「マンスリーアーティスト」。アニメ!アニメ!では、そのインタビュー記事の一部と撮り下ろし写真のアナザーショットをお届けします。

5月は、内田彩さんを特集! 4週連続でアーティスト活動のこれまでと今後の展望を深掘りします。
第1弾「野山を駆けまわる子供でした」では、子ども時代の意外な一面から、声優を目指すまでの過程をうかがいました。
【取材・構成=鈴木隆詩】


──声優デビュー10周年を越え、ますます精力的に活動する内田彩。『ラブライブ!』のμ'sのメンバーとしての活躍を筆頭に、さまざまな作品に出演して多くのキャラクターソングを歌ってきた。声の芝居を基本にしつつ活躍の場が多岐に渡る、現在の声優の流れのまん中を通ってきた一人だ。インタビュー第1回はリラックスした雰囲気の中、子供時代から声優を目指すまでを振り返ってもらった。

「地元が群馬でも田舎のほうだったので、自然が豊かな環境で育ちました。子どもの頃は本当に野山を駆け回っていた感じで、外で遊ぶのが大好きな子だったんです。でも人見知りな一面もあって、野山で遊んでいる時はのびのびしていたんですけど、人前に出ると急に恥ずかしくなる子で(笑)。一人で遊んでいる時が一番楽しかったかもしれません」

──内田彩が生きてきた時間は、ほぼ平成時代と重なり合う。子供の頃に見ていたアニメも、もちろん平成の人気作品だった。

「小学生の頃はみんなと同じように、『ポケットモンスター』とか『ちびまる子ちゃん』といった子供向けのアニメを見ていました。学校から帰ってくるとTVをつけて、夕方にやっていたアニメを見るんです。祖父がNHKの相撲を見るのでチャンネルの取り合いでした(笑)。特に好きだったのは『美少女戦士セーラームーン』のような、女の子が変身して戦う作品です

──その頃の思い出として今でも残っているのが、実家にしまわれている玩具だという。

「まだ、どこかにあると思うんですけど、お誕生日やクリスマスのプレゼントに好きな作品の玩具を買ってもらっていました。『セーラームーン』の変身ブローチとか、それからあの頃は、日曜朝の特撮番組にも女の子が主人公の作品があって、好きで見ていたんです。『うたう!大龍宮城』という作品の変身グッズのフルートも買ってもらった記憶があります。それから『となりのトトロ』の猫バスですね。ジブリ作品もよく見ていて、特に『トトロ』は大好きでした

──『となりのトトロ』についての思い出を聞いてみると、やがて声優になる素養がうかがえるエピソードが返ってきた。

「今では古い言い方になってしまいましたが、ビデオテープがすり切れるくらい『トトロ』を繰り返し見ていたので、劇中に出てくるセリフを全部覚えてしまったんです。妹がいるので、二人でサツキとメイになりきって、ごっこ遊びをしていました。家の周りは『トトロ』の世界そのものという自然がたくさんあったので、どんぐりを集めたりして。母も巻き込んで、サツキ達のお父さんやお母さんの役をやらせていたらしいです」

──アニメのエンディングで、声の出演として、たくさんの名前が書かれていることに気づく。それが「声優」を意識した最初だった。

「アニメを見ていると、声の出演に同じ名前がことに気づいたんです。あ、この作品にもこの人が出てるって。声優をもっと身近に感じるようになったのは中学に上がってからですね。アニメ好きの友達ができて、その子にアニメ雑誌や声優雑誌を見せてもらったんです。声優の専門誌があることにまずはびっくりして、声優さんが写真付きで紹介されていたので、この名前の人はこんな人だったんだなって思っていました」

インタビュー記事の続きは以下でチェック!
ANiUTa「マンスリーアーティスト」内田彩 特集ページ

第2回「初挑戦ばかりで、当たって砕けろ精神が発揮されました」
>5月15日(水)公開予定!

《鈴木隆詩》

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