新作映画が大ヒット中の「シティーハンター」冴羽リョウ役や「北斗の拳」ケンシロウ役などで知られる声優の神谷明が、AbemaTV「声優と夜あそび」の3月1日金曜の放送回にゲスト出演することが発表された。この発表に、金曜MCの関智一(「ドラえもん」スネ夫役や「新世紀エヴァンゲリオン」鈴原トウジ役など)は大喜び。「サインが欲しい」と素直な気持ちを明かした。
関は「僕は神谷さんが演じたキャラクターで育ってきたようなもの」と少年時代の思い出を語った。「僕からしたら『北斗の拳』は中期くらいで、初期は『バビル2世』とか『ゲッターロボ』の流竜馬、『勇者ライディーン』のひびき洸……。それで『シティーハンター』に『キン肉マン』に『名探偵コナン』の毛利小五郎でしょ。とにかく有名キャラクターがいっぱい」と神谷の出演作をすらすらと列挙し、その功績にあらためてリスペクトを捧げた。
特撮ドラマ「超力戦隊オーレンジャー」を皮切りに神谷との共演作も多いという関は、その人柄を「学校の先生もやってらして、すごく面倒見のいい方」と絶賛。“叫びの神谷”の異名をとる芝居の偉大さについて、「ひたすらいろんな技を放ってほしいくらい、とにかく叫び声がカッコいい。今みんながやっている叫び声の原型みたいなものを、神谷さんと当時の演出家さんが作ってきた」と共に金曜MCを務める木村昴(「ドラえもん」ジャイアン役や「ヒプノシスマイク」山田一郎役など)に熱弁していた。
話題が「シティーハンター」に及ぶと、関は主人公・冴羽リョウの「一番カッコいいところ」として、悪女を家に招き入れて眠ったフリをしているシーンをピックアップ。まったくスキを見せないその姿に憧れて「布団に入っても寝ないように練習したけど、10分で熟睡した」というエピソードを語り、笑いを誘っていた。
プロとしてデビューしてからは、他の声優のサインをもらったことはないという関。しかし神谷だけは別格のようで、「番組にかこつけてサインもらいたい。子供のころから好きだった人だから、1回くらいいいよね?」とまさかの願望を告白。神谷にサインをもらうため、ゲッターロボの武器「ゲッタートマホーク」をスタジオに持ち込むことを予告した。