仏アングレームで開催されるヨーロッパ最大規模の漫画の祭典「第46回アングレーム国際漫画祭」で、「うる星やつら」や「めぞん一刻」などの作品で知られる漫画家の高橋留美子がグランプリに選ばれた。Twitter上で、漫画家や声優、ファンたちから称賛の声があがっている。
高橋留美子の代表作・めぞん一刻
「ちはやふる」作者である漫画家の末次由紀は、「すごいことだ!高橋留美子先生おめでとうございます ラムちゃんの自由さと強さと可愛さ、変人さんみんなの突き抜けた個性、みんなぶつかり合う強さがあって、根底にある慈しみとユーモアにみんなが守られてた」と祝福した。また、「ラブひな」や「魔法先生ネギま!」などの作品で知られる漫画家で実業家の赤松健は、「『うる星やつら』や『めぞん一刻』などの作品で知られる”・・・この2作品を同時に週刊連載していた留美子先生は、今考えても凄すぎる」と改めて高橋の偉業を称えた。また、アニメ「うる星やつら」で面堂終太郎役、「めぞん一刻」で三鷹瞬役を演じた声優の神谷明も「高橋先生おめでとうございます」とコメントした。
「アングレーム国際漫画祭」で日本人漫画家がグランプリに選出されたのは、2015年の大友克洋から2人目。日本漫画史に残る功績に、漫画ファンからも「天才であり神」「ファンとしてとても誇らしい」「我らが高橋留美子先生が!」「一生ついていきます!」といった声があがっている。また、「高橋留美子さん仏」というワードがTwitterのトレンド入りを果たした。
(C)高橋留美子/小学館