アニメの“遠距離恋愛カップル”といえば？ 2位「君の名は。」瀧×三葉を抑えた1位は…

12月21日は遠距離恋愛の日。「1221」の両側の「1」がお互い離れて暮らしている姿を、中の「2」が近付いた恋人たちを表現していることが由来となっています。

そこでアニメ！アニメ！では、「アニメに登場する遠距離恋愛カップルといえば？」と題した読者アンケートを行いました。選択肢は事前にTwitterで寄せられた意見を参考に約20キャラクターをリストアップ。遠距離恋愛中の恋人たちはもちろん、幼いころに離れ離れになってしまったり、遠く彼方にいる思い人に恋い焦がれていたりと、多彩なキャラを含めています。さらに自由回答で好きなキャラも挙げられるようにしました。

12月19日（火）から20日（水）までのアンケート期間中に357人から回答を得ました。男女比は男性約52パーセント、女性約48パーセントとほぼ同数。年齢層は19歳以下が約43パーセント、20代が約35パーセントと若年層が中心でした。

■ 1位は国民的アニメの高校生カップル

1位は『名探偵コナン』の工藤新一と毛利蘭が選ばれました。支持率は32パーセントで、2位をダブルスコアで引き離しています。女性票に限れば支持率は45パーセントと、圧倒的な人気ぶりです。
工藤新一は黒の組織に毒薬を飲まされて小学生の姿になってしまいます。江戸川コナンを名乗り、幼馴染の毛利蘭と一緒に暮らしていますが、正体を明かすわけにはいきません。いつも近くにいながらも、新一として会うことができないもどかしさは遠距離恋愛を彷彿とさせます。
変声機を使って新一の声で蘭に電話をするシーンは、OPアニメなどでも描かれていたため、記憶に残っているファンは多いでしょう。劇中では一時的に元の身体に戻り、新一の姿で再会したこともあります。

2位は『君の名は。』の立花瀧と宮水三葉。支持率は16パーセントで、男性票では1位、女性票では2位となっています。本作は2016年に公開され、興行成績250億を突破した大ヒット作。都会に住む瀧と、田舎町暮らしの三葉の身体が入れ替り、お互いに惹かれ合うストーリーは話題を呼びました。新海誠監督は遠距離恋愛を描くのが得意で、『ほしのこえ』は7位、『秒速5センチメートル』は9位にランクインしています。
3位は『時をかける少女』の間宮千昭と紺野真琴。支持率は7パーセントでした。本作は2006年に公開された細田守監督の人気作。口コミで話題が広がり、ロングヒット作となりました。主人公・紺野真琴がタイムリープをするため疾走する姿は、青春の瑞々しさに満ちています。

上位は切ないラブストーリーが目立つ中、『名探偵コナン』がトップに輝きました。『コナン』は「夏休みの宿題を手伝ってほしいキャラ」で1位、「働きたい悪の組織は？」で黒の組織が3位に輝くなど、「アニメ！アニメ！」アンケートの常連です。春公開の劇場版も好評で、シリーズの興収記録を毎年塗り替えているほど。国民的アニメの強さが際立つ結果となりました。

[アニメに登場する遠距離恋愛カップルといえば？]
1位工藤新一毛利蘭『名探偵コナン』
2位立花瀧宮水三葉『君の名は。』
3位間宮千昭紺野真琴『時をかける少女』
4位安曇小太郎水野茜『月がきれい』
5位天沢聖司月島雫『耳をすませば』
6位綿谷新綾瀬千早『ちはやふる』
7位桐島青大枝葉柚希『君のいる町』
7位ミカコノボル『ほしのこえ』
9位遠野貴樹篠原明里『秒速5センチメートル』
10位バトー草薙素子『イノセンス』

（回答期間：2017年12月19日（火）～12月20日（水））

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