「きみの声をとどけたい」新世代声優ユニット・NOW ON AIRが登壇 三森すずこからエールも【AJ2017レポート】 | アニメ!アニメ!

「きみの声をとどけたい」新世代声優ユニット・NOW ON AIRが登壇 三森すずこからエールも【AJ2017レポート】

3月25日(土)、東京ビックサイトで開催されているAnimeJapan2017のオープンステージにて、キミコエ・プロジェクトによる劇場作品『きみの声をとどけたい』の発表イベントが行われた。

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「きみの声をとどけたい」新世代声優ユニット・NOW ON AIRが登壇 三森すずこからエールも【AJ2017レポート】
「きみの声をとどけたい」新世代声優ユニット・NOW ON AIRが登壇 三森すずこからエールも【AJ2017レポート】 全 3 枚 拡大写真
3月25日(土)、東京ビックサイトで開催されているAnimeJapan2017のオープンステージにて、キミコエ・プロジェクトによる劇場作品『きみの声をとどけたい』の発表イベントが行われた。

映画『きみの声をとどけたい』は、2016年に行われた「キミコエ・オーディション」の合格した新人声優が主演を務める青春アニメーション作品。3000人の応募の中から選ばれた6名は片平美那(行合なぎさ役)、田中有紀(龍ノ口かえで役)、岩淵桃音(土橋雫役)、飯野美紗子(飯野美沙子役)、神戸光歩(中原あやめ役)、鈴木陽斗実(琵琶小路乙葉役)。彼女たちは新世代声優ユニット「NOW ON AIR」としても活動をはじめており、3月8日にはデビューCD『この声が届きますように』がリリースしている。

イベントは「NOW ON AIR」の6名と伊藤尚往監督が登壇し、作品や登場キャラクターを紹介しながら進行していった。アフレコは収録済みで、声優デビューである6人はアフレコに苦労したエピソードなどを披露し、会場を笑わせた。役作りの一環として6人は舞台の湘南を訪れ、役のイメージや場所の雰囲気なども掴んでいったという。また本作では先に台本が配られ、その後配役するという方式がとられた。そのためか、担当するキャラクターが自分に当てはまる部分が多かったとみな口を揃えていた。

片平が演じる行合なぎさは6人の中でも重要な役どころで、セリフ量の多さに驚きながらも楽しんでで演じたと。伊藤監督も片平に対し「八面六臂の活躍で、がんばってもらいました」と太鼓判を押した。またおとなしい性格の琵琶小路乙葉を演じた鈴木陽斗実は、セリフ量の関係で待機時間が長かったため、台本をめくる音などの雑音を極力出さないよう気をつけるのが大変だったと明かした。その流れで”アフレコ中お腹がよくなるキャラ”として全員から指を差された田中が申し訳なさそうなリアクションを見せると、会場から笑い声が上がった。

 「NOW ON AIR」の演じるキャラクターは全員同級生で、三森すずこ演じる矢沢紫音も6人の通う高校に転入してくるという設定だ。三森は本イベントに参加できなかったが、代わりにビデオメッセージを寄せ、共演した6人の印象を”ピュアなお芝居に心が洗われた”と語った。伊藤監督は1年半前から準備を進めていた本作について「彼女たちの魅力がいっぱいつまった映画です。絵も美しいですし、手応えを感じております」と力強く語った。
公開となる8月まで多くのイベントを控えた「NOW ON AIR」の6人は、意気込みを述べイベントを締めくくった。

映画『きみの声をとどけたい』は湘南の女子校生たちの届ける声が起こす、小さな奇跡の物語。アニメーション制作はマッドハウスが担当し、2017年8月全国公開予定だ。

AnimeJapan 2017
ビジネスエリア:2017年3月23日(木)~3月24日(金)
メインエリア:2016年3月25日(土)~3月26日(日)
会場:東京ビッグサイト

《細川洋平》

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