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NETFLIXの特別プレゼンテーションイベントが開催 オリジナル作品のキャストが多数登壇

6月27日、世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供するNETFLIXが東京・六本木のニコファーレで特別プレゼンテーションイベントを開催した。

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NETFLIXの特別プレゼンテーションイベントが開催 オリジナル作品のキャストが多数登壇
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6月27日、世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供するNETFLIXが東京・六本木のニコファーレで特別プレゼンテーションイベントを開催した。

NETFLIXといえば、お笑い芸人でもある又吉直樹が執筆した芥川賞受賞作品『火花』をオリジナルドラマ化し、その全10話をストリーミング配信したことが話題だ。その視聴者数の約半数が海外でのものであり、世界的なヒットを記録している。

そんなヒットを受け、イベントにはゲストとして『火花』に出演した林遣都、波岡一喜、好井まさお、村田秀亮が登壇。さらに、NETFLIXのオリジナル作品である『Marvel ルーク・ケイジ』からは主役のマイク・コルター、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』からはエミー賞で助演女優賞を獲得したウゾ・アドゥーバやルビー・ローズも登場。バズ・ラーマン監督の新作『ゲットダウン』ではダンスの振付けを担当したリッチ&トーン・タローガもステージに姿を見せるなど、豪華な催しとなった。

イベントは創業者兼CEO、リード・ヘイスティングスのプレゼンテーションからスタート。リードはインターネットがダイヤルアップ接続であった19年前から通信速度が高速化することを予想し、NETFLIXのサービスを構想していたと語った。

オリジナルコンテンツを担うチーフ・コンテンツ・オフィサーのテッド・サランドスは、ネットメディアはライセンスされたものだけでなく、独自の作品を制作・発信していく必要があることを説明した後、ゲストを呼び込んだ。

最初に登場したマイク・コルターは、作中のアクションシーンの90%を自分で演じたという。自身のスキンヘッドを引き合いに出し、「スタントマンはウィッグを被って誤摩化すのが普通」と話し、会場の笑いを誘った。また「楽しかったけど、やはり怪我はつきものだった」とコメント。撮影時にアクシデントがあり、顔が腫れてしまったエピソードを披露した。

続いて登場したウゾ・アドゥーバとルビー・ローズは、それぞれ演じる役柄についてトーク。ウゾは作品の魅力について「年齢や体格など、本当に様々な人物が登場する。一見全く違うように見えるキャラにも共通点を見つけられ、共感できるからではないか」と話した。
一方のルビーは、タレントのローラと交友があることを明かした。来日するにあたってインスタグラムを通してコンタクトをとったが、ルビーの滞在中には会うことができないそう。ルビーは肩を落としながら「彼女はとても小さいから、ポケットに入れて独り占めしたい」とコメントして場を和ませた。

ここで、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の主題歌を担当する歌手のBENIが登場。元々本作の大ファンだというBENIは、キャストを前に緊張の色を見せつつも主題歌「You've Got Time」を披露してステージを盛り上げた。

70年代後半のニューヨークで栄えたディスコシーンを舞台にした『ゲットダウン』では、ヒップホップ黎明期のダンスを綿密な取材のもとに再現したと話すリッチ&トーン・タローガ。そのジャパン・アンバサダーに就任したという元EXILEのUSAも登壇し、ダンスについてトークを交わした。

日本法人の代表取締役社長を務めるグレッグ・ピーターズは、日本における今後のコンテンツ展開についてプレゼン。今や日本が世界に発信する文化となったアニメ作品が、多くの外国人ユーザーに愛されている現状に触れ、テレビ放送2期を控える『亜人』や、現在放送中の『クロムクロ』などアニメ作品にも注力していくと語られた。

その中でも触れられたのが、Production I.Gが制作するNETFLIX独占のタイトル『パーフェクト・ボーンズ』。平和維持のため、科学者たちが「完璧な人間」を生み出そうとする未来を舞台とし、同社社長の石川光久いわく「刺激的な」作品になるという。その詳細は未だベールに包まれているが、全世界190ヶ国での同時公開へ向けてプロジェクトが進行中だという。

最後に登壇したのは林遣都、波岡一喜、好井まさお、村田秀亮ら『火花』のキャスト陣。それぞれ世界的ヒットを実感したエピソードについて話す中、林は本作について「辛いことばかりで、夢叶わずに破れていく。でも、それまでやってきたことは無駄じゃなかった。人を笑わせるということの素晴らしさが描かれている。より多くの人に見て欲しい」とメッセージを送った。

《キャプテン住谷》

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