第1回マンガディベロッパーズ カンファレンス「E★エブリスタ」元代表を招きセミナーを開催 | アニメ!アニメ!

第1回マンガディベロッパーズ カンファレンス「E★エブリスタ」元代表を招きセミナーを開催

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池上真之さん
池上真之さん 全 2 枚 拡大写真
第1回マンガディベロッパーズ カンファレンス(MDC)が東京・五反田にて10月31日に開催された。主催しているのはトキワ荘プロジェクト(NPO法人NEWVERY)のディレクターで、「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」の選書委員なども務めている菊池健さん。

MDCは漫画業界の人材交流を目的にしており、ゲストを招いてのセミナー、パネルディスカッション、交流会の3部構成。3月いっぱいまで、毎週土曜の午後に開かれる予定だ。開会挨拶で菊池さんは「2013年に電子コミックの売上が紙の漫画の売上を抜き、業界全体としても売上は上がっている。一方で倒産する会社もあり、問題は一体何なのかと考えました」と、業界全体に問題意識を向けたという。
加えて、「作家と編集者だけで作品を展開するのではなく、様々な人が関わりIP展開をしたりと漫画業界のプレイヤーは増えましたが、そういった人々が一堂に会して交流する場を持ちたかった」。業界全体の交流を活発化させる狙いがあるようだ。

今回のゲストは、携帯小説 & コミック投稿サイト「E★エブリスタ」を運営する株式会社エブリスタ元代表取締役社長で、現在は新たに立ち上げた株式会社サクラスで放送局や出版社のデジタルマーケティングを手掛けている池上真之さん。
「E★エブリスタにできたこと/できなかったこと」「私が考える編集者(プロデューサー)の役割」「私が考える出版社の役割~伝統的メディアの現場から~」の主に3つのテーマで、これからの漫画業界に何が必要なのか、池上さんの経験をふまえたトーク内容となった。

「E★エブリスタを運営してみて、編集者/プロデューサーは経営者なのではと思います。漫画家と面白い作品を作るだけでなく、漫画家のケアもするし、作品づくりのパートナーでもあるし、書店への展開についても考える。1人で意思決定をしつつ整合性をとることが大切」と、編集者はブランドマネージャーに近い存在だ池上さんは考えているという。

さらに、池上さんはAmazonやNetflix、LINEを例に挙げ「ネットで何か事業を始める時に必ず『それって儲かるの?』という人がいますが、始めから儲かるものなんてそうありません。LINEもAmazonは赤字覚悟でまずは人を囲い込み、そこから有料オプションサービスを始め黒字へ転化した。まずは人を囲い込むことが重要」と話してくれた。

MDCでは今後、聖地巡礼プロデューサー・アニ玉祭総合プロデューサーの柿崎俊道さんや漫画家の鈴木みそさん、漫画家で株式会社フーモア代表取締役社長の芝辻幹也さんを招きセミナーを行う予定だ。
[川俣綾加]

[/アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]

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