「ファンタスティック・フォー」10月9日公開 コンセプトアートでヒーロースーツの魅力を追究 | アニメ!アニメ!

「ファンタスティック・フォー」10月9日公開 コンセプトアートでヒーロースーツの魅力を追究

映画『ファンタスティック・フォー』公開に先立って、ヒーロースーツの貴重なコンセプトアートが届けられた。細部のディーテール、リアリティに本作の本気が宿っているかのようだ。

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(C) 2015 MARVEL & Subs. (C)2015 Twentieth Century Fox
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「アベンジャーズ」「X-MEN」「スパイダーマン」…、マーベルは数々の人気ヒーローを世に届けてきた。その中でも強い個性を放つ4人組のヒーロー・ヒロインが「ファンタスティック・フォー」だ。
「ファンタスティック・フォー」は、マーベルが創り上げた初のヒーロー・ユニットだ。その誕生は1961年にまで辿ることが出来る。スタン・リーとジャック・カービーの2人のクリエイターによって新たなアメリカンコミックスとして発表された。その後、原作コミックの売上は1億5,000万冊以上、マーベルの長い歴史のなかでも最長寿を誇る。

歴史があるだけに映像化作品も数多い。なかでもいま注目されているのが、国内では10月9日に公開される20世紀フォックスの『ファンタスティック・フォー』である。
本作は原作者であるスタン・リーの公認もと、『ファンタスティック・フォー』の活躍を始まりから辿る。ファンタスティック・フォーは気になっていたけれど、どこから見ればいいか分からなかったという人にもぴったりだ。
主人公はどこにでもいそうな4人の若者だ。自分の居場所を見つけられず、彼らが研究に没頭した結果発明したのが物質転送装置クオンタム・ゲートだった。4人はクオンタム・ゲートで異空間「プラネット・ゼロ」に飛ばされて、そこで驚異的なパワーを得ることになる。
発明オタクのリードは伸縮自在の体を持つMr.ファンタスティック、女性科学者スーは透明化する体を持つインビジブル・ウーマン、スーの弟ジョニーは瞬時に灼熱の炎へ変化させて空を飛ぶヒューマン・トーチ、タフなベン・グリムは怪力と鋼鉄のような体を持つザ・シングへと変貌を遂げる。強大な力を持つことになった4人の活躍が描かれる。

ヒーロー映画となれば、見逃せないのが作品にリアリティを与える数々のアイテムである。なかでもヒーローたちを際立たせるヒーロースーツは、いつでもファンからの注目の的だ。
今回、映画公開に先立って、そのヒーロースーツの貴重なコンセプトアートが届けられた。細部のディーテール、リアリティに本作の本気が宿っているかのようだ。

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まずは船外活動(EVA)スーツである。これは異次元旅行のため開発したものとして作中に登場する。本作の衣装担当のジョージ・L・リトルによれば「保護能力が必要なので、火星へ行く未来のミッションのために科学者が実際に考案中のスーツをリサーチした」ものだという。
さらに「それに、4人がどこへ行くかわからない。つまり、そこは宇宙とは限らないが、この地球でないことは確かだから、スーツには原型の宇宙服のような保護能力が必要だ」とスーツのコンセプトを明かす。

そしてもうひとつの衣装が、4人が変身後に着る「抑制スーツ」だ。ファンの目にはヒーロースーツとして映るものである。
こちらのヒントになったのは、神経筋疾患の人のために開発されたスーツだという。着用者が自身の神経伝達を容易にコントロールできるものだ。リトルによれば「自分で、コイルやバンド、配管部品かなど廃棄物からスーツをつくるから、スーパーヒーローっぽいものではなく、寄せ集めた感じを出した」と。映画を観る際には、そんなこだわりにも目配りしたい。

『ファンタスティック・フォー』
10月9日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか、全国ロードショー
(C) 2015 MARVEL & Subs. (C)2015 Twentieth Century Fox

《animeanime》

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