映画「アンパンマン」快進撃の秘密 TMS久保プロデューサーに訊く“27年目でまだまだ広がる人気”
『それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ』が快進撃を続けている。原作者のやなせたかし先生が亡くなられた後、その意志はどう引き継がれて映画が制作されているのか?トムス・エンタテインメントの久保雄輔氏にお話を伺った。
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『それいけ!アンパンマン』の人気の秘密には、アニメを制作するトムス・エンタテインメントのノウハウも大きな役割を果たしていそうだ。そのトムスは2014年にアニメーション制作50周年を迎えたばかりだ。長きにわたり人気作、傑作を生み出す背景は?久保氏に、トムスのアニメーション制作50周年について伺った。
AA
これまでトムスさんの代表作として『アンパンマン』のお話を伺いましたが、トムスさんはアニメ制作を始めてから51年目になります。日本のなかでも有数の歴史です。50年という節目をトムスさんはどういうふうに受け止めているのですか。
久保
50年というと僕も生まれていません。僕が入る前にやっておられた人たちが築き上げてきたものなんです。簡単には語り尽くせないところがありますね。
どちらかというと50年の歴史は、作品を見てくれる人にとってのアニメを考えることが大事だなと思っています。いまでも過去の作品を再放送したり、何かで取り上げたりいただいたり、それがうちの財産です。
AA
トムスさんは過去の作品を大事にする会社だなとの印象があります。先ほどの作品が長く続くということも含めてですが、これからもそうしたことは意識されていきますか。
久保
根底にいいものは色あせない、そういう作品を作ろうという意識は多分みんな持っていると思います。
僕が子どもの頃見ていたのはスポ根とかギャグが多かったのですけれど、トムスでは『それいけ!アンパンマン』や『名探偵コナン』『ルパン三世』といったファミリー系が強いですしこれからも大切にしたいですね。最近は視聴者の方の嗜好も変わってきているので深夜帯のアニメも広くやっています。
《animeanime》
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