台湾に「ちびまる子ちゃん」の大型イベント アニメ化25周年記念展の開催決定   | アニメ!アニメ!

台湾に「ちびまる子ちゃん」の大型イベント アニメ化25周年記念展の開催決定  

TVアニメ『ちびまる子ちゃん』は2015年にアニメ化25周年の節目の年を迎える。それを記念して、台湾でイベント「櫻桃小丸子學園祭(~25周年特展~」を開催する。

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(c)SAKURA PRODUCTION/NIPPON ANIMATION
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テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』が、2015年にアニメ化25周年の節目の年を迎える。それを記念して、台湾でイベント「櫻桃小丸子學園祭(インタオシャオワンズシュエイユェンジ)~25周年特展~」を開催することが決定した。
2015年6月19日から9月13日にかけて台北市、さらに年を明けて2016年1月1日から4月4日にかけて高雄市の計2ヶ所にて行われる。『ちびまる子ちゃん』の世界観が体験出来る台湾初の大型展になる。

『ちびまる子ちゃん』は1990年に日本で放送開始、その4年後の1994年には台湾でも放送を開始した。そこからさらに東アジア圏での放送が広がっている。
日本の日常感を楽しめることから支持を集め、日本のみならずアジアでも大人気となっている。しかし台湾で大型イベントが開催されるのは今回が初めてとなる。これまでなかった体験で、多くのファンで賑わいそうだ。

企画展の目玉は記念撮影ができるブースだ。台湾で自撮り棒などを使った写真撮影が流行していることを受けたもので、これを『ちびまる子ちゃん』の世界で展開する。
会場全体は7つのゾーンに分けられる。「さくら家」ではお馴染みのまる子の部屋や家の玄関を再現。ショートカットのまる子が台湾で大きな話題になった936話「まる子のとんでも大みそか」の美容院も登場する。

さらにまる子の祖父・友蔵が生みだした心の俳句のより抜き展示や、原作者・さくらももこさんの複製原画展示など、大ボリュームだ。
物販コーナーではアイテム数100点を超えるグッズをラインナップ。海外展開用に開発したアートを用いたオリジナルグッズなどの限定商品に期待したい。

今年の4月から6月にかけて中国・上海でイベント「櫻桃小丸子25周年博覧会DREAMING EXPO」を開催した際には、約59000人の来場者を記録した。台湾でも大きな成功が期待される。
『ちびまる子ちゃん』のアジアでの商品化市場規模は、中国、台湾、香港の3地域だけで
現在30億円と言われている。こうしたイベントもはずみに今後はさらなる市場拡大に向けて様々な企画を送り出していくという。
[高橋克則]

『ちびまる子ちゃん』公式サイト
http://chibimaru.tv/

「櫻桃小丸子學園祭~25周年特展~」
開催地: 台北市/華山1914文創園區、高雄市/高雄駁二藝術特區
開催期間: 台北市/2015年6月19日(金)~9月13日(日)
高雄市/2016年1月1日(金)~4月4日(月)

《高橋克則》

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