京都版トキワ荘プロジェクト マンガ家志望者専用のシェアハウス入居者募集
京都市は6月6日より、京都版トキワ荘事業の入居者の1次選考募集を開始した。京都版トキワ荘事業を受託したトキワ荘プロジェクトが運営する。
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トキワ荘プロジェクトは2006年に発足し、東京都内で240人を超えるマンガ家志望者に安価な住居を提供し続けてきた。これまで31名を超える作家がデビューしている。現在も都内に一軒家を21軒借り上げ、116部屋を提供中だ。
そうした実績を受けて京都版トキワ荘事業が実現した。京都には京都国際マンガミュージアムがあり、昨年から京都国際マンガ・アニメフェアも開始されている。またマンガミュージアムを運営する京都精華大学など、マンガの学科・学部を持つ大学が3校ある。
マンガ文化の活性化に熱心な地域だ。そうしたなかでさらに人材育成からマンガ振興を目指す。
今回は京町家などを活用し、マンガ家志望者専用のシェアハウスを提供する。学生総数が1000人を超えるマンガ教育集積地帯でもあることからマンガを学ぶ学生の入居が見込まれている。それに加えて近畿圏でマンガ家志望者として活動する若者も歓迎する。
応募の条件は、原則として申し込み時点で18歳以上30歳未満の男子である。募集人数は5名となっている。
家賃は月額48000円、 初期入寮金として別途30000円が必要になる。今後のスケジュールは1次審査が7月16日まで、2次審査を経て8月1日に入居となる。なお1次審査は申し込みフォームの内容での考慮、2次審査はエントリーシート、マンガの履歴書、最新作原稿1本が必要になる。
女子については、京都第2トキワ荘として9月から入居者 を募集する。こちらも5名を予定している。
[真狩祐志]
京都版トキワ荘事業
/http://www.tokiwa-so.net/kyoto/
《真狩祐志》
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